脱スマホ

最近は脱スマホを目指している。

といっても元々そんなにヘビーに使っているわけではない。SNSやスマホゲームは一切やらないし、LINEはLINEでしか連絡が取れない相手に使うのみ。具体的にいうとピアノサークルの出欠連絡にしか使っていない。しかもそれも数ヶ月に1度なのでほぼ使っていないに等しい。 何を脱したかったかというと、寝る前にスマホを見て延々とニュースサイトやネット記事を読みふけってしまうこと。せっかく早く布団に入ることができても、この何の生産性もない時間によって無限に時間が奪われていく。本当はこんな習慣やめたい。別にどうしても見たいニュースサイトやネット記事があるわけでもない。なのに、スマホを見ないことが怖いのだ。そう感じること自体がすでに毒されていて異常だった。

だからスマホを寝室に持ち込まないようにした。最近バレットジャーナルを始めて、カスタムページの一つにハビットトラッカーを作ってみたが、「スマホを机に置いて寝る」という項目を追加した。ハビットトラッカーの力は偉大だ。2、3日でも続くと、途切れさせたくなくて頑張って達成しようという気になる。

というわけで布団に入ってからスマホを見なくなった。スマホを持ち込んでいたときは、あんなにスマホを見ないことが恐怖だったのに、見なくなればなったでどうってことはない。むしろスマホを机の上に置いて寝室を向かうときに解放感のようなものを覚えるようになった。スマホがなければやることもないのですぐに寝られる。翌朝スッキリと目覚める。いいことばかりだ。

スマホは知らず知らずのうちに自分を蝕んでいき、離れられなくするような仕組みになっていると思う。もちろん、スマホを使った方が便利なときもある。ピアノの練習時間や勉強時間を記録するのは、手書きで管理するよりもスマホの方が圧倒的に効率が良い。なので全てを否定するわけではない。「必要だからスマホを使う」という姿勢でいることが大事で、「スマホを触りたいから触るための何かを見つける」にならないように気をつけたい。